本日4月16日(金),午前中は鍛錬遠足(山登り)を行いました。初めは小雨が降っていましたが、コミュニケーションを取りながら楽しく最後まで頑張っていました。午後からは,昨夜の講義の情報交換を行ったり,志作文を書くために,人生のゴールを明確にした上で今何ができるか必要な手立てを文章化する取り組みを行いました。
本日4月14日(木)~4月16日(土)の3日間,1学年の宿泊研修が行われます。
初日である本日は,ASEプログラムという活動を通して,クラスメイトとの仲を深めたり,「志」とは何かを考えるワークショップを通して,自らの意見を述べ他者の意見を取り込み昇華する力を学んだりしました。
看護専攻科2年生は,研修旅行3日目に東京ディズニーランドを訪れ,一日中アトラクションに乗ったり,パレードを見学したりと夢の国を満喫しておりました。
また4日目には,オリンピック跡地をバスで観光し,お台場でフジテレビ近隣を散策し,海底トンネルを抜け,羽田空港から福岡へと帰路に就きました。
4日間の研修旅行を通してたくさんのことを学び,体調不良者等もなく無事福岡に帰ってこられて,生徒たちにとってとても実りあるものになったと思います。
ありがとうございました。
福島の相馬市にて
相馬市の観光協会の方々より慰霊碑、伝承鎮魂祈念館にてお話いただいた後
ホテル飛天にて
公立相馬総合病院 中塚副看護部長様より実際の現場での災害初期の対応、災害に遭われた方々のトリアージ。そして、病院職員だけではなく、地域の人たち、自衛隊の方々との結束力や責務で乗り越えることができたことを話されました。
福島の震災は、地震・津波による人的被害だけではなく、放射線による空間線量の確認なども重要となった。確かな知識がないことによる風評被害は、特に重大で大変悩まされた被害であったことについても強く話されました。
最後に叔父とご主人と一緒に津波に流され、何とか丸太につかまり、一命を取り留めた五十嵐ひで子さんが、避難の重要性、そして、まず自分の安全を守り、自分を守るために確かな知識を身につけることの大切さを話されました。
学生たちは、実際の映像とともに被害に遭われた方々の話を聞くことで、沢山のことを感じ、自分たちが何をすべきかを学ぶことができました。
戸倉小学校、戸倉中学校の跡地にて、語り部の方々から高台への避難を日常から想定していたこと、その風土知ることで、避難への判断ができ、190名の子どもたちの命が助かったこと、10メートルを超えた津波から命を守るため皆んなで助けあったことを語っていただきました。
震災を風化させないために
学生たちは、一つ一つの話を真剣に聞かせていただきました。
また、役場の防災無線で、30〜40分の間、60回以上も「10メートル以上の津波がきている高台へ」と知らせ続けた職員のお二人が命を落とされたこと、学生は、流涙し話に聞き入っていました。